安倍首相は４日夜、自民党本部で谷垣幹事長と急きょ会談し、安全保障関連法案を再来週の早い時期で採決する方針で一致した。

　４日夜の会談で谷垣幹事長から、会期末が近づく国会の審議状況について報告を受けた安倍首相は、安保関連法案の採決時期について「ギリギリはよくない」と述べたという。その上で、再来週の早い時期に法案を採決することを目指す方針で一致した。

　また、今月８日に告示される自民党の総裁選挙については、国会審議に影響がないように進めていくことも確認した。