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新エンブレム、招致時の「桜」ロゴを使わず

2015年9月3日 16:07
新エンブレム、招致時の「桜」ロゴを使わず

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回された問題で、大会の組織委員会は3日、招致活動で使用した、桜の花びらをイメージしたロゴマークを再び使用することはないとの考えを示した。

 3日に開かれた民主党の会議では、出席者から「なぜ招致活動の時と本番で別のものを使わなければならないのか」との疑問の声が出た。これに対して組織委員会の担当者は、IOC(=国際オリンピック委員会)から、「大会のエンブレムは招致活動のロゴとは変更する必要があると言われている」、桜のロゴマークを使うことは「現時点で考えていない」と述べた。

 その上で、新たなエンブレムを決める際には「国民に見えるような形でできないか、検討している」と述べた。