首相「組織委の判断」、馳氏「けちついた」
アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした2020年東京オリンピックのエンブレム使用中止について、政界の反応は以下の通り。
安倍首相は1日午後、「組織委員会の方で様々な状況を判断したんだろうと思います。いずれにせよ、国民から祝福されるオリンピックでなければならないと思っている」と述べ、あくまでも組織委員会の判断によるものだとの認識を示した。
ロサンゼルスオリンピックに出場した経験をもつ自民党・馳広報本部長は「やむを得ないと思いますね。あまりにもこの間、経緯の中で言葉・表現が悪いですけど、けちがつきましたよね」と述べた。
民主党・羽田参院幹事長は「組織委員会のみならず、政府も含めてしっかりと対応してもらいたいと思うし、やはりみなさんに喜んでもらえるようなオリンピックにするために、努力をし続けてもらいたい」と述べた。