孫悟空も食べた?幻の桃「蟠桃」の収穫
岐阜県高山市の果樹園で、幻の桃「蟠桃(ばんとう)」の収穫が行われている。
「蟠桃」は中心部分がくぼみ、平らな形をしたドーナツ状の桃で、大きさは直径8センチほど、とろけるような舌触りが特徴だ。
中国原産の「蟠桃」は「西遊記」で孫悟空が食べて不老長寿になったと描かれていて、「幻の桃」と言われている。
「蟠桃」は栽培が難しく病害虫に弱いことから、この果樹園では30年ほど前から試行錯誤をし、5年前からようやく出荷にこぎつけたという。
値段は一般的な桃よりも少し高めの1個200円から500円ほどだという。