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桜島 火口3キロ圏外の一部観光施設が再開

2015年8月27日 14:09
桜島 火口3キロ圏外の一部観光施設が再開

 今月15日に鹿児島・桜島の噴火警戒レベルが4に引き上げられて以来、閉鎖されていた一部の観光施設が、27日に開放された。

 27日に開放されたのは、湯之平展望所や黒神町の埋没鳥居、西道海水浴場、レインボービーチなど火口から3キロ圏外にある観光施設で、運休していたサクラジマアイランドビューや桜島定期観光バス、よりみちクルーズ船も営業を再開した。

 午前9時。桜島を周遊する観光バス・サクラジマアイランドビューの再開第1便が桜島港を出発。桜島・北岳の4合目にある湯之平展望所では、観光客が写真を撮ったり、望遠鏡をのぞいたりして、荒々しい山肌などの景色を楽しんだ。

 一方、火口から3キロ圏内にある有村溶岩展望所と古里公園については、噴石への警戒が必要だとして閉鎖が続いている。