×

米ダウ6営業日続落 終値1万5666ドル

2015年8月26日 7:31
米ダウ6営業日続落 終値1万5666ドル

 25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は中国経済の減速懸念を消し去ることができず取引終了間際に急落し、ダウ平均株価は6営業日連続で値を下げて取引を終えた。

 25日のニューヨーク株式市場は、中国人民銀行が株安阻止のため貸し出しと預金の基準金利を0.25%引き下げると発表したことで、投資家がリスクを回避するために売り急ぐ動きにブレーキがかかった。特に値を下げていたハイテク関連などの銘柄が買い戻され、ダウ平均株価は一時、前日に比べ400ドル以上も上昇した。しかし、午後になると上昇幅は徐々に縮小し、取引終了間際に急落した。

 結局、25日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日終値比204ドル91セント安の1万5666ドル44セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前日より19.76ポイント低い4506.49となった。

 市場関係者は「中国経済に対する不信感が、アメリカ経済の先行き不安につながった」と分析している。