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皇后さま「舟越保武彫刻展」を鑑賞

2015年8月21日 21:49
皇后さま「舟越保武彫刻展」を鑑賞

 皇后さまは21日夕方、戦後日本の彫刻界の第一人者・舟越保武の彫刻展を鑑賞された。

 皇后さまは21日夕方、東京の練馬区立美術館を訪れ、「舟越保武彫刻展」を鑑賞された。1912年、岩手県生まれの舟越保武は、女性像の大理石彫刻などで知られ、戦後日本の彫刻界を代表する作家として活躍した。皇后さまは、代表作の一つで、生涯をハンセン病患者のケアにささげ、自らもハンセン病で亡くなったベルギー人「ダミアン神父」の像をご覧になり、ハンセン病特有の皮膚の「結節」について、「どういう風に作ったの?」と案内した作者の長女・末盛千枝子さんに尋ねられていた。

 末盛さんは皇后さまと長い交流がある絵本編集者で、皇后さまは昔話などを交え、時に「まあ懐かしい」と目を輝かせながらリラックスして作品を鑑賞されていた。