都内のコンビニのエンスストアおでんの広告が、「あのエンブレム」に似ていると物議をかもしている。

　東京・小金井市にあるコンビニが作った「おでん」の広告。ちくわ、こんにゃく、大根を巧みに配置した構成は、あの佐野研二郎氏がデザインした２０２０年東京オリンピックの公式エンブレムにソックリ。

　考案した店のオーナーは「エンブレム問題の件で世の中が殺伐としているので、ちょっとでもほっこりしてくれればと思って作った」と語る。

　ところが、実際に店内に張り出す前に、オーナーが２０日、組織委員会にこのパロディー広告を使っていいか確認したところ、「具の配置がエンブレムを容易に想起させるものと思われます。商業利用にあたってくるので、お控えいただくことになります」という回答が。

　コンビニのオーナーは、泣く泣く使用をあきらめたという。