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拘置所で1人死亡、1人重体 熱中症の疑い

2015年7月31日 22:17
拘置所で1人死亡、1人重体 熱中症の疑い

 31日、和歌山市内の拘置支所に入っていた男性が熱中症の疑いで死亡、さらに1人が意識不明の重体になっていることがわかった。

 消防によると31日午前10時すぎ、和歌山市にある丸の内拘置支所から「留置中の男性の様子を見に行くと呼吸が荒く、呼びかけに反応がない」と119番通報があった。消防が駆けつけたところ、40代の男性が熱中症とみられる症状で心肺停止の状態で、職員から心臓マッサージを受けていたという。この男性はまもなく死亡した。さらに午前11時すぎにも、別の50代の男性が熱中症とみられる症状で意識がない状態で見つかり、意識不明の重体だという。

 31日の和歌山市内は最高気温36.3℃を記録し、今年初めての猛暑日となった。