山梨県に本社がある大手菓子メーカー・シャトレーゼが３０日、外部からの不正アクセスを受け、顧客の個人情報２１万件が流出した可能性があると発表した。

　シャトレーゼによると、今月２８日、会社のサーバーに外部から不正アクセスを受けた痕跡を発見した。調査したところウェブ会員に登録されている顧客およそ２１万人分の電話番号やメールアドレス、生年月日などの情報が流出した可能性があることが分かった。このうち１３人は氏名や住所の情報も含まれているという。これまでのところ、情報流出による被害の報告はないという。

　シャトレーゼは先月６日にも外部から不正アクセスを受け、対策を進めていた矢先だった。シャトレーゼはウェブサイトの利用を停止するとともに、警察に被害届を提出した。また相談窓口を設け問い合わせなどに対応している。