森会長“見直しは組織委のせいではない”
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が22日午後に会見し、新国立競技場の見直しは組織委員会のせいではないと強調した。
森会長「オリンピックとラグビーのためにつくるんだということが印象深くなっているようですが、そうじゃない。50、60年、場合によっては70年、レガシーとして残るもの。そして日本が誇るすばらしい聖地をつくりあげる」
日本記者クラブで会見した組織委員会の森会長は、新国立競技場について、「組織委員会がこうしてくれ、ああしてくれと言ったわけでなく、自分たちは利用させてもらう立場だ」と強調し、今回の見直しが組織委員会やラグビーW杯のせいにされるのは愉快な話ではないと述べた。
また、建設費が高額だとされたことについては他の会場の整備費を例に挙げ、「国立競技場だけが高いというのは何だと思う」と話した。