×

西日本で大雨 屋久島では628ミリを記録

2015年7月22日 12:01
西日本で大雨 屋久島では628ミリを記録

 西日本で大雨が続いている。九州南部や鹿児島の奄美地方では記録的な大雨になっている所もあり、土砂災害に警戒が必要。

 鹿児島県の屋久島では21日夕方から再び雨脚が強まった。18日の降り始めから22日午前11時までの雨量は、屋久島町尾之間で628.5ミリ、鹿児島・中之島(十島村)で633.5ミリと記録的な大雨になっている。屋久島や十島村の雨は弱まったが、西日本の広い範囲で大雨が続く見通し。23日朝までの予想雨量は多い所で、九州北部や四国で150ミリとなっており、河川の増水や土砂災害などに警戒が必要。

 一方、21日に梅雨が明けた新潟は強い日差しで気温が上がっていて、午前11時20分までの最高気温は新潟で32.9℃、新潟・胎内市中条で34.5℃となっている。

 北陸のほか、関東や東北地方を中心に22日も猛暑が続く見込み。各地の予想最高気温は熊谷で37℃、山形、福島、前橋で36℃、富山、宇都宮、長野で35℃、新潟、東京、横浜、水戸で34℃。都心は梅雨明けしてから4日連続の真夏日になる見込み。

 気象庁は東北や関東甲信など17都県に高温注意情報を発表し、注意を呼びかけている。