１３日未明、大分県で震度５強の揺れを観測する強い地震があり、３人がケガをした。

　気象庁によると、地震があったのは１３日午前２時５２分頃、震度５強の揺れを大分県佐伯市で、震度５弱を愛媛県西予市や熊本県阿蘇市などで観測した。津波はなかった。震源地は大分県南部で、震源の深さは５８キロ。地震の規模を示すマグニチュードは５．７と推定される。

　この地震で、大分県の豊後大野市では７０代の男性がベッドから落ちて頭にケガをするなど、県内で計３人がケガをしている。原子力規制庁によると、愛媛県にある四国電力の伊方原発に影響はないという。気象庁は、今後１週間は震度５弱程度の余震に注意してほしいと呼びかけた。