１３日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げ、７日以来４営業日ぶりに２万円台を回復した。終値は先週末比３０９円９４銭高の２万８９円７７銭。

　ギリシャの支援をめぐる協議が継続していることから、市場では協議の進展への期待が強まっている。また、急落していた中国市場の株価が回復に向かっていることから、海外のリスクがいったんやわらいだ形となった。ただ、ギリシャ情勢や中国市場などの先行き不透明感が完全に払しょくされたわけではなく、株式市場は当面、予断を許さない状況が続きそうだ。

　東証１部の売買代金は概算で２兆３０６７億円、売買高は概算で２０億５３４５万株。