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「固定価格買い取り制度」見直しを議論

2015年6月24日 13:01
「固定価格買い取り制度」見直しを議論

 再生可能エネルギーで発電した電気の買い取りを電力会社に義務付ける「固定価格買い取り制度」を巡り、制度を本格的に見直す議論が経済産業省で始まった。

 この制度は、太陽光など「再生可能エネルギー」で発電した電気を国が決めた値段で買い取るよう電力会社に義務付けたもので、その費用は「賦課金」として電気料金に上乗せされている。

 経産省はこの制度で再生可能エネルギーの導入が進んだとする一方で、太陽光発電に普及が偏っていることや、国民負担が増えていることなどを是正する必要があるとし、24日から制度の本格的な見直しを始めた。来年の通常国会で制度の改正を目指す考え。