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サッポロ、「極ZERO」巡り異議申し立て

2015年6月23日 12:20
サッポロ、「極ZERO」巡り異議申し立て

 サッポロビールは、「極ZERO」の酒税としていったん国税当局に納めた115億円の返還を求めたにもかかわらず認められなかったとして、22日、国税当局に異議申し立てを行った。

 サッポロビールは「極ZERO」を2013年6月、酒税が安い第3のビールとして発売したが、国税当局から第3のビールに該当するかどうかの確認を求められたことを受けて、酒税の差額分にあたる約115億円を自主的に納付していた。しかしその後、「極ZERO」はやはり第3のビールであるとして国税当局に酒税の返還を求めたものの、認められなかった。こうしたことから、サッポロビールは22日、国税当局に異議申し立てを行ったもの。

 サッポロビールは当面、国税当局の対応を見守る姿勢だが、主張が認められない場合は、次の対応について外部の専門家の意見を仰ぎたいとしている。