×

安倍首相の姿勢巡り 村山元首相が見解示す

2015年6月9日 18:26
安倍首相の姿勢巡り 村山元首相が見解示す

 村山元首相が9日、日本記者クラブで会見し、安倍首相の外交・安全保障の姿勢について「信条はわかるが国際情勢を無視してはならない」と述べ、中国や韓国との関係改善に積極的に取り組むべきとの考えを示した。

 「安倍さんの信条は信条としてわかります。僕らとは全然違うんですし。村山談話にもともと反対なんですから、その違いはわかります。だけど自分の心情が違うからといって、国際情勢を無視して日本のこれからの現状について無視することはできません」-村山元首相はその上で、「首相だから国のために何がいいかを考えるべきだ」と述べ、自らの政治信条は別にして中国や韓国との関係改善に取り組むべきとの考えを示した。

 また、村山氏とともに会見した河野元衆議院議長は戦後70年の今年発表される安倍首相談話について、「戦後50年目の節目に談話を出し、歴代内閣が継承しているのだから、また談話を出す必要があるのか」と述べ、談話は必要ないとの認識を示した。その上で、談話よりも新たな慰霊施設の建設など戦後70年の記念事業を行うべきと主張した。