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南アフリカ政府「賄賂の認識はなかった」

2015年6月4日 6:51
南アフリカ政府「賄賂の認識はなかった」

 FIFA(=国際サッカー連盟)の元副会長ら9人がアメリカの司法当局に起訴された事件で、インターポール(=国際刑事警察機構)が3日、FIFAの元副会長らを国際手配した。

 国際手配されたのは、汚職に関与した疑いがかけられているFIFAのジャック・ワーナー元副会長とニコラス・レオス元理事ら関係者6人。アメリカ司法当局の求めに応じたもので、加盟国に対し身柄の拘束などを求めている。

 一方、2010年のワールドカップ南アフリカ大会の招致に絡み、南アフリカ政府からワーナー元副会長側に約12億円が渡っていた件について、3日、南アフリカ政府が会見し、賄賂の認識はなかったと釈明した。また、お金はカリブ海地域で施設を建設するFIFAが承認した事業のためのものだったとして、不正に使われても自分たちに責任はないと主張した。