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汚職で揺れるFIFA 現職会長の5選決定

2015年5月30日 8:24

 幹部が賄賂を受け取っていたとして起訴されたFIFA(=国際サッカー連盟)の会長選挙が行われ、現職のブラッター会長が当選を決めた。

 29日、スイス・チューリヒで行われたFIFAの会長選挙は、幹部が起訴された汚職事件の責任を問う声が上がるブラッター会長が再選を果たすかどうかが焦点だった。

 投票前演説で、「強いリーダーが必要です」と訴えたブラッター会長。ヨーロッパをはじめ、対抗馬を推す勢力もあったが、投票結果はブラッター会長133票、もう1人の候補、ヨルダンのアリ王子は73票。結局、ブラッター会長は倍近くの票を獲得し当選を決めた。

 再選後の演説でブラッター会長は、次のように述べた。

 「信頼してくれてありがとう。共に進もう!レッツゴーFIFA!」

 日本を含むアジアはブラッター会長支持で臨んだが、課題は多いという。

 理事に就任した田嶋幸三氏「誰が会長であろうと、改革は待ったなしだと思う。自分がここ(FIFA)に入った中でまだ若造なのかもしれませんが、この改革の先頭には立ちたいと思っています」

 一方、対抗馬を推したヨーロッパ、ルーマニアの代表は…

 ルーマニア代表「がっかりしているが、これが今のFIFAだ。ワールドカップ(のボイコット)など対応策について今後協議する」

 FIFAは信頼回復に向けてどん底から再出発することになるが、これまで17年にわたり務めたブラッター会長が本当に改革を成し遂げられるのか、厳しい視線が注がれる。