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口永良部島民が避難 深夜の屋久島から報告

2015年5月30日 1:10
口永良部島民が避難 深夜の屋久島から報告

 29日午前、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火があった。噴火警戒レベルは最も高い「5」に引き上げられ、島の住民は全員、屋久島に避難した。30日午前0時過ぎの屋久島から「NEWS ZERO」右松健太キャスターが中継。

 口永良部島の住民は屋久島内3か所の避難所に別れ、身体を休めている。そのうちの一つの避難所を訪れたが、玄関と廊下の明かりがついているだけで静まりかえっていて、一緒に連れてきたであろうペットの鳴き声が響いていたのが印象的だった。住民は普段から避難訓練などをしているため避難自体はスムーズに行えたが、それでも必要最低限のものしか持ってきていないという人もいた。

 屋久島にも被害があった。島の南に位置する集落の住民によると、爆発の約1時間半後に真っ黒な入道雲のような噴煙が集落に迫ってきて、その後、一気に火山灰が降ってきた。また、取材をした29日午後8時頃も、硫黄のような独特の臭いが集落に立ちこめていた。住民は「火山灰が降ったのも、こんな臭いがするのも初めての経験だ」と話していた。

 「いつになれば収束するのか」-口永良部島の住民、屋久島の住民双方から不安の声が多く聞かれた。