２６日の東京株式市場で日経平均株価は８営業日連続で値を上げ、２０００年４月１３日以来、約１５年１か月ぶりの高値をつけた。終値は前日比２３円７１銭高の２万４３７円４８銭。８日続伸は、約９か月ぶり。

　アメリカ・ニューヨーク株式市場は２５日が休みのため、２６日朝の東京株式市場では、休み明けのアメリカの相場を見極めたいとのムードが広がった。また、ギリシャの債務問題を巡る不安も根強く日経平均株価は２５日の終値を挟んで一進一退を繰り返した。しかし、企業業績改善への期待も大きく株価はやや値を上げて取引を終えた。

　一方、ギリシャ問題を背景に対ユーロでドル高が進んだため東京外国為替市場では急速に円安・ドル高が進み、円相場は１ドル＝１２２円台後半をつけた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆５４３億円。売買高は概算で１９億１３９５万株。