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NYダウ72ドル高 終値1万8110ドル

2015年4月29日 8:49

 28日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、好調な企業決算が発表されたことなどから、前日から70ドル以上値を上げて取引を終えた。

 民間調査会社が発表した4月の消費者景気信頼感指数が前月から大幅に低下し、市場の予想も下回ったことから、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は値を下げて取引が始まった。しかし、経済指標の悪化により利上げの時期が先送りされるのではないかという見方が広がったことや、大手製薬会社が好決算を発表したことから、ダウ平均株価を押し上げた。市場関係者によると、ドル高が企業決算に与える影響について、警戒感がやわらいでいるという。

 結局、ダウ平均株価は前日比72ドル17セント高の1万8110ドル14セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は4.83ポイント下がって5055.42となった。