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核廃絶訴え 日本人被爆者らがデモ行進 米

2015年4月27日 14:51

 核軍縮などについて定めた「核拡散防止条約」への取り組みを5年に一度、再検討する会議が日本時間27日夜、アメリカ・ニューヨークで始まるのを前に日本の被爆者らが現地で大規模なデモ行進を行い、核廃絶を訴えた。

 行進には、広島・長崎の被爆者や各国の支援団体の7500人が参加し、会議が開かれる国連本部前まで歩いて核廃絶を訴えた。

 長崎で被爆した中山高光さん(86)「とにかく核廃絶、一日も早く、被爆70年だからやりとげないといけない。歩くのつらくなってきたけど、がんばって歩くことにしている」

 日本時間27日夜遅く始まる会議には、岸田外相も出席し、核軍縮の取り組みの透明化や核兵器の非人道性を世界が共有するよう、求めることにしている。