サウジ、イエメンの武器庫空爆 19人死亡
混乱が続く中東のイエメンで20日、隣国のサウジアラビアが、ミサイルなどが保管されていた反体制派武装勢力の武器庫を空爆し、少なくとも19人が死亡した。
AP通信などによると、イエメンの首都サヌアで20日、隣国のサウジアラビアがイスラム教シーア派系の反体制派武装勢力の武器庫を空爆した。武器庫にはミサイルもあったということで、大規模な爆発が発生、近くの住宅も炎上するなどして、少なくとも19人が死亡したという。
一方、アメリカ海軍は20日、空母「セオドア・ルーズベルト」とミサイル巡洋艦が、イエメンに面するアラビア海に展開したことを明らかにした。アメリカメディアは、反体制派武装勢力を支援するイランからの輸送路を断つ狙いがあると伝えている。