兵庫県の宝塚音楽学校で１８日、入学式が行われ、難関を突破した新入生４０人がタカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。

　１８日に入学式を迎えたのは、宝塚音楽学校の第１０３期生４０人。競争倍率２６．６倍の難関を突破した新入生らは、真新しい伝統のグレーの制服に身を包んで式に臨んだ。新入生らは一人一人名前を呼ばれると大きな声で返事をし、背筋をピンと伸ばして立ち上がっていた。

　新入生総代・田中琴之さん「清く正しく美しくの教えを守り、私たちは必ず立派な舞台人になりますよう懸命に努力してまいります」

　新入生らはこれから２年間、声楽やバレエ、演劇などの稽古に励んだ後、宝塚歌劇団に入団して初舞台を目指す。