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京大と武田薬品 iPS細胞で共同研究へ

2015年4月17日 18:28
京大と武田薬品 iPS細胞で共同研究へ

 京都大学と武田薬品がiPS細胞での大規模な共同研究を始めると発表した。

 京大のiPS細胞研究所と武田薬品は、今後10年間で、約10のプロジェクトを作り、心臓や肝臓の細胞を使った治療や難病の治療薬の開発を目指す。山中伸弥教授と武田薬品は、患者に新しい治療法や薬を届けたいという思いで一致したという。

 武田薬品は総額200億円を提供し、武田の湘南研究所で約100人が共同研究にあたる予定。なお、新しい発見の特許を武田薬品が独占するかどうかなど詳細は今後個別に検討するとしている。