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イルカ打ち上げ 浅瀬に迷い込んだ可能性も

2015年4月10日 15:25
イルカ打ち上げ 浅瀬に迷い込んだ可能性も

 10日朝、茨城県鉾田市の海岸で約150頭のイルカが打ち上げられているのが見つかった。現場から森本隼裕記者が中継。

 ダイバーらによって生きているイルカが続々と海に運ばれていて、10日午前中と比べると、数はずいぶん減っている。イルカの多くは非常に衰弱している様子だが、中には水をかけると動く姿も見られる。

 対応にあたっている水族館によると、茨城県ではこの15年で3件、イルカが大量に座礁する例があり、今回の原因はまだ不明だということだが、餌を追いかけているうちに浅瀬に迷い込んでしまったり、地形や海流などの影響で流れ着いてしまったりした可能性もあるという。

 また、すでに死んでいるイルカも数多くいることから、重機を使って死んだイルカを埋めるための穴を掘る作業が進められている。