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130頭超のイルカが砂浜に… 鉾田市

2015年4月10日 12:02
130頭超のイルカが砂浜に… 鉾田市

 10日早朝、茨城県鉾田市の海岸で4キロ以上にわたって130頭以上のイルカが打ち上げられているのが見つかった。鉾田市の海岸から森本隼裕記者が中継する。

 何頭ものイルカが広い範囲にわたって、打ち上げられている様子が確認できる。ぐったりしているイルカも多いのだが、中には尾びれなどを動かすことができるイルカもいて、かけつけた地元の住民たちによって元気がありそうなイルカから、沖に運んだりしている。海上保安部などによると、10日午前6時過ぎ、鉾田市の海岸でイルカが打ち上がられている通報が相次いだ。海上保安部などが調べたところ4キロ以上にわたって130頭以上のイルカが打ち上げられているのが確認できたという。

 現地で対応にあたっている水族館によると、イルカは「カズハゴンドウ」という種類で日本近海にも生息しており、普段は100から500頭の群れで活動しているという。

 鉾田市では対策本部を設置して、イルカを救助する活動を続けるとしている。