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出馬却下で“供託金”返還求める考え 千葉

2015年4月8日 22:51
出馬却下で“供託金”返還求める考え 千葉

 千葉県議会議員選挙で立候補の届け出が却下された八千代市の元市長の男性が取材に応じ、「供託金の没収には納得がいかない」として返還を求める考えを示した。

 八千代市の大沢一治元市長(67)は、今月3日に告示された千葉県議会議員選挙に立候補したが、投票5日前の7日になって県の選挙管理委員会から届け出を却下された。

 大沢元市長は、過去に収賄罪で実刑判決を受けていたが、刑期を終えてから10年経過していなかったため、被選挙権がないことが分かったという。

 大沢元市長「供託金はもう没収ということです。これにはちょっと納得いきません。そちら(選挙管理委員会)側の事情、考え方で却下されたわけですから、私は供託金についてはきちんとお返しいただきたいと思っている。何のための事前審査をしているんだろう」

 大沢元市長は、今後、立候補の届け出の際、供託金として支払った60万円の返還を求めていく考えを示した。