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警視庁が最新機器“ドローン”など初公開

2015年3月31日 19:00
警視庁が最新機器“ドローン”など初公開

 大規模な災害や5年後の東京オリンピックなどを見据えて警視庁が導入した小型無人飛行機「ドローン」と高性能スピーカーが、報道陣に初めて公開された。

 警視庁が導入したドローンは全長約1メートルの無人飛行機で、高度120メートルまで上昇し、25分間飛行することが可能。機体に搭載された小型カメラで、災害現場や雑踏などの状況を上空からリアルタイムで把握するという。一方、高性能スピーカーは、約150メートル離れた人々にも話している内容がクリアに伝わるという。渋谷のスクランブル交差点など大規模な雑踏警備で、スピーカーから離れた場所にいる人たちの誘導などに使うという。

 また、5年後の東京オリンピックに向け、警視庁は、新しい装備や資機材のアイデアを職員から募集していて、これまでに複数の外国語を駆使する「ロボット型DJポリス」といった提案が寄せられているという。