「東急プラザ渋谷」49年の歴史に幕
東京・渋谷駅前の複合ビル「東急プラザ渋谷」が22日、再開発のため、半世紀近い歴史に幕を下ろした。
「東急プラザ」は1965年、衣料品や食品市場、オフィスなどが入った当時としては珍しい複合ビルとして開業した。ビルの中には開業当時、ロシア料理として初めて日本で出店したというレストランも入り、多くの人に愛されてきたが、渋谷駅周辺の再開発のため、22日に閉館となった。
午後6時、多くの買い物客らが閉館を見守り別れを惜しんでいた。跡地には、3年後の完成を目指し地上18階、地下4階建ての複合ビルが建設される。