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理研、小保方晴子氏に60万円請求へ

2015年3月20日 18:28
理研、小保方晴子氏に60万円請求へ

 STAP細胞の問題で、理化学研究所は20日、小保方晴子元研究員について刑事告訴は見送る一方で、論文掲載にかかった費用約60万円を請求すると発表した。

 この問題では、STAP細胞とされたものが実は万能細胞・ES細胞の混入だったという調査委員会の結論を受け、理化学研究所は小保方元研究員について刑事告訴するかどうか検討してきた。

 理研では、誰が混入を行ったかなどの特定が困難として、刑事告訴を見送ることを決めたという。その一方で規定に基づき、論文を掲載する際にかかった費用約60万円を請求すると発表した。

 理研ではこれ以上の調査はしない方針で、この問題の真相の究明は終了することになる。