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40代外国人男性が発熱 エボラ熱感染検査

2015年3月16日 8:31
40代外国人男性が発熱 エボラ熱感染検査

 厚生労働省は西アフリカのリベリアから帰国した東京都内に住む外国人男性が発熱するなどしたことから、念のため、エボラ出血熱に感染していないか検査を行っている。

 検査を受けているのは、都内に住む40代後半の外国人男性で、厚労省によると、男性はリベリアに仕事で滞在し、今月4日に帰国したという。男性は15日夜、体の痛みや寒気を訴え、38.4℃まで発熱したが、解熱剤で37℃まで下がり、マラリアの検査は陽性だった。また、男性はエボラ出血熱の患者と接触したことはないということで、現在は都立駒込病院に入院している。

 厚労省はエボラ出血熱の可能性は低いと見ているが、念のため、男性の血液などを東京の国立感染症研究所に送り、検査を行っていて、結果は16日昼ごろに判明する見通し。