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中間貯蔵施設 きょうから汚染土壌など搬入

2015年3月13日 11:55
中間貯蔵施設 きょうから汚染土壌など搬入

 福島県大熊町では除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設への試験的な搬入が13日から始まる。

 環境省が大熊町と双葉町に建設する中間貯蔵施設は、県内の除染で出た廃棄物を保管する施設で、保管場の工事が行われている。県と2町は、30年後に県外で最終処分することを条件に廃棄物の搬入を受け入れた。

 13日は大熊町内から出た10数トンの廃棄物を試験的に搬入するため朝から作業が始まっている。一方、双葉町の搬入は町の要請で25日に延期することを13日朝、望月環境相が明らかにした。

 13日から搬入が始まったものの、予定地の用地取得や最終処分場など多くの課題を抱えている。