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青森“雪の回廊”除雪が本格化

2015年3月11日 7:01
青森“雪の回廊”除雪が本格化

 青森県の「八甲田・十和田ゴールドライン」で除雪作業が本格化し、真っ白な雪の回廊が姿を現している。

 青森市と十和田湖を結ぶ八甲田・十和田ゴールドラインの除雪は先月23日から始まり、酸ヶ湯と谷地の8キロの区間を双方から掘り進めている。青森側は約2キロまで作業が進み、ロータリー車が勢いよく雪を飛ばして真っ白な壁を削っていく。

 今年の雪の回廊はいつもの年とほぼ同じ高さの5メートルまで達し、高いところでは7メートルある。除雪隊の隊員たちは吹雪の中、真っ白で迫力ある雪の回廊に仕上げようと丁寧に除雪作業を進めていた。

 八甲田除雪隊・工藤由昭隊長「このままでいくとたいへんきれいに仕上がると思います。他県から来る人が見るとすごいなと思える回廊になると思います」

 八甲田・十和田ゴールドラインは今月27日に標高1020メートルの傘松峠付近で結ばれ、来月1日から一般車両が通行できるようになる。