アメリカのＩＴ大手アップルは日本時間１０日未明、腕時計型端末「アップルウオッチ」を来月から日本など世界８か国で販売開始することを発表した。

　アップル・クックＣＥＯ「周りの人とのつながり方に、革新をもたらすものだ」

　「アップルウオッチ」はアップルとしては初めての腕時計型端末で、ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）と連動させて電話やメールをすることができる。この日はさまざまなアプリも発表され、新たな使い方が紹介された。

　また、アップルウオッチはクレジットカード機能を搭載し、さらにホテルの部屋の鍵としても使うことができるという。利用者の運動量や心拍数を計測し、健康を管理する機能もついている。来月２４日に日本を含む世界８か国で発売される予定で、一番安いモデルで４万２８００円、１８金を使った高級モデルは１２０万円以上になるという。

　身につけるいわゆる「ウエアラブル端末」の販売数は、２０２０年度には日本で５７３万台になると言われており、各メーカーがこぞって開発や販売に力を入れている。