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ボストンテロ裁判 被告側が初めて罪認める

2015年3月5日 7:21

 2013年、アメリカのボストンマラソンで起きた爆弾テロ事件の審理が4日に始まり、被告側は「犯行は兄弟によるものだ」と初めて罪を認めた。

 3人が死亡、260人以上がケガをしたボストンマラソンのテロ事件で、ジョハル・ツァルナエフ被告は「大量破壊のための武器で死に至らしめた罪」など30の罪に問われている。

 ツァルナエフ被告は2013年に開かれた初公判で全ての罪について無罪を主張していたが、NBCテレビによると、4日、ボストン連邦地裁で始まった審理では、弁護側が「非情な犯行はツァルナエフ兄弟によってなされた」と、一転して罪を認めた。その上で、「ツァルナエフ被告は兄が立てた計画に従った」として、事件の主犯は逮捕現場で死亡した兄だと主張した。

 一方、検察側は死刑を求刑する方針。