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チリのビジャリカ火山が噴火 4千人超避難

2015年3月4日 17:00

 南米のチリで3日、火山が噴火し、一時4000人以上が避難した。

 噴火したのは、南米で最も活発な活火山の一つであるチリのビジャリカ火山。ロイター通信などによると、噴煙は一時、海抜6000メートルまで上がり、周辺に溶岩が流れ出した。当局は熱や噴煙で雪が溶け、地滑りを引き起こす恐れがあると警報を出し、周囲に住む住民ら4000人以上が避難した。

 現在、噴火は収まっているが、政府は周囲の半径10キロを立ち入り禁止とし、警戒を続けている。