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風俗営業法の改正案 改めて閣議決定

2015年3月3日 19:54

 政府は3日、店内が一定の明るさを超えていれば、クラブの深夜営業を可能とすることなどが盛り込まれた風俗営業法の改正案を改めて閣議決定した。

 現在の風俗営業法では、原則、午前0時以降のダンス営業を禁じているが、3日に閣議決定した改正案では、ダンスをさせているかどうかではなく、店内の明るさによって規制することなどが盛り込まれた。具体的には、明るさが休憩中の映画館と同じ程度とされる10ルクスを超えているなどの条件を満たすクラブは風俗営業から外し、深夜営業が解禁されることになる。

 この改正案をめぐっては、去年秋の臨時国会に提出され閣議決定されていたが、衆議院の解散により廃案となっていて、政府は改めて、いまの国会での成立を目指している。