「機能性表示食品」制度のガイドライン案
新しい食品表示の制度についてガイドライン案が2日、公表された。
新しい「機能性表示食品」制度は、食品の容器や包装に含まれる成分を示した上で「おなかの調子を整える」など健康の増進や維持に役立つ作用の表示ができるようになる制度。
企業が科学的な根拠を届け出れば「特定保健用食品(=トクホ)」のような国の審査は必要ない。一方で病気の治療や予防効果を暗示する「糖尿病の人に」などの表示や意図的な健康の増強をうたう「肉体改造」「増毛」などの表示はできないとしている。
消費者庁は来月から企業からの受け付けを開始し、早ければ6月中にも商品の販売が始まる見込み。