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“中間施設”汚染土壌、来月13日搬入開始

2015年2月27日 15:36
“中間施設”汚染土壌、来月13日搬入開始

 福島県の中間貯蔵施設建設予定地への汚染土壌の搬入開始について、環境省は来月13日から搬入を開始することを決め、県などに伝えた。

 大熊町と双葉町は25日、中間貯蔵施設建設予定地への汚染土壌の搬入を国に了承することを伝え、開始の時期については「来月12日以降で、彼岸の時期を外してほしい」と求めていた。

 27日朝の会見で、望月環境相は「昨夜、電話で知事と大熊・双葉の町長に来月13日から搬入を始める考えを伝え、了承をもらった」ことを明らかにした。また、来月18日から1週間は墓参りに配慮し、工事や搬入を一時中止するとしている。環境省は来月25日前後の搬入開始も検討していたが、早期搬入を求める声に配慮したものとみられる。