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西之島 噴火続き東京ドーム約52倍に成長

2015年2月24日 19:26
西之島 噴火続き東京ドーム約52倍に成長

 2013年から火山活動が続く小笠原諸島の西之島の最新映像が公開された。今も活発な噴火が繰り返されている。

 23日に海上保安庁が撮影した西之島の映像からは、火口から灰色の噴煙が溶岩のかたまりとともに勢いよく吹き出していることが分かる。海上保安庁によると、火口にできた山は標高100メートル前後で、1分間に5、6回程度の噴火を繰り返しているという。

 島は溶岩が流れている東の方向に広がっていて、面積はもともとあった西之島の11倍以上、東京ドームの約52倍にまで成長している。海底火山が噴火する危険もあり、海上保安庁は島の半径4キロ以内に近づかないよう呼びかけているが、今後、無人の船を使い、海上からの観測を検討している。