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三陸沖地震で震源ずれ 気象庁長官がおわび

2015年2月19日 16:20
三陸沖地震で震源ずれ 気象庁長官がおわび

 17日に起きた三陸沖の地震で、気象庁が震源を誤認し、本来出すべき沿岸に津波注意報が出せなかった問題で、気象庁の西出長官は19日、「関係自治体におわびしたい」と述べた。

 西出長官「今後そういう事がないようにしっかりやっていきたいし、(津波注意報が出せなかった)関係の自治体には丁寧に説明して、おわびするべきところはおわびしたいと思います」

 17日に気象庁は地震の震源を決定する際、約100キロずれた場所を震源としたため、本来、出すべき北海道と青森県の太平洋沿岸に津波注意報が出せなかった。また、西出長官は、津波情報に対する信頼を回復できるようにしたいとも述べ、関係部署に対して再発防止にむけた作業を急ぐよう指示している事も明らかにした。