戦後７０年にあたり安倍首相がこの夏に発表する談話をめぐって意見を聞く有識者会議のメンバーを菅官房長官が発表した。

　有識者会議のメンバーは１６人で、座長には西室泰三日本郵政社長が選出される方向。このほか北岡伸一国際大学学長や中西輝政京都大学名誉教授といった研究者や企業経営者、報道関係者らが起用された。初会合は来週２５日に開かれる。

　菅官房長官「日本がどのような国になっていくのか、世界に発信できるようなものを英知を結集して考え、新たな談話を書き込んでいきたいと。そういう事にあたって、幅広い有識者のみなさんのご意見をうかがいたい」

　メンバーの１人は６月末までに会議の報告書を仕上げたいと話しており、安倍首相はこれらを踏まえ、夏までに談話をとりまとめる考え。