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サムスン洗濯機を壊す?LG社長を在宅起訴

2015年2月17日 15:32

 韓国の大手電機メーカー「LG電子」の社長が、ライバルの「サムスン電子」の洗濯機を壊したとして、起訴された。LG電子側は16日、監視カメラの映像を公開。「製品テストだった」と主張している。

 この問題は去年9月、ドイツの家電売り場を訪れたLG電子の趙成珍社長が、サムスン電子の洗濯機の扉を「わざと壊した」としてサムスン側が告訴していたもので、15日、ソウル中央地検は趙社長を器物損壊などの罪で在宅起訴した。

 これに対し、LG電子側は16日、動画投稿サイト「YouTube」上に、売り場で趙社長が洗濯機のドアを押している監視カメラの映像を公開。「趙社長は日常的な製品テストをしていただけで、壊していない」と反論した。また、LG電子は、サムスン電子の同型の洗濯機のドアを押して検証する映像も公開。趙社長の行為でドアは壊れないと主張した。

 監視カメラ映像についてサムスン電子側は、「巧妙に編集されている」「世界中のどの家電会社も、売り場の他社の製品で性能テストをすることはない」と批判している。