ソニーは１２日、ランナー向けのウエアラブル端末を発表した。

　ソニーが発表したのはイヤホン型の端末「Ｓｍａｒｔ　Ｂ－Ｔｒａｉｎｅｒ」（３月上旬発売予定　市場推定価格２万７０００円）。内蔵されている６種類のセンサーでランニング中の心拍数や加速度、現在地の情報などを測る。

　この装置の一番の特徴はコーチング機能で、ランナーの心拍数が目標を下回ると運動ペースをあげるように「かけ声」をかける機能がついている。また、音楽もランニングのペースに合わせて早いテンポのものにするなど調整できるという。専用のアプリをダウンロードすれば、ランニングのコースや速度、時間などをスマートフォンで管理できる。

　ソニーは、得意とするセンサー技術やオーディオ技術を活用したこの商品でマラソンをより身軽に楽しんでほしいとしている。