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富山県内 広範囲に大雪警報、警戒必要

2015年2月9日 12:40
富山県内 広範囲に大雪警報、警戒必要

 北陸地方は上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっていて、広い範囲に大雪警報が出ている。

 9日の富山県内は、強い冬型の気圧配置となっていて、朝から雪が降っている。午前11時現在の積雪は、砺波市で31センチ、高岡市伏木で26センチ、富山市で19センチなどとなっている。10日午前6時までの24時間に降ると予想される雪の量は、いずれも多いところで、平野部で50センチ、山間部で90センチで、県内には9日現在、大雪警報が県西部北と舟橋村を除く、富山市・上市町・立山町・魚津市・滑川市・黒部市・入善町、朝日町、砺波市、南砺市に出ている。

 また、強い寒気の影響で冷え込み、9日朝の最低気温は富山市で氷点下3.3℃、高岡市伏木で氷点下3.5℃、朝日町泊で氷点下3.4℃で、この冬一番の冷え込みとなったほか、県内に10ある全ての観測地点で氷点下となった。

 日中も気温は上がらず、予想最高気温は富山市・高岡市伏木ともに1℃と平年を5℃ほど下回り、厳しい寒さとなりそうだ。雪は、10日朝まで強く降る見込みで、気象台は引き続き大雪に警戒を呼びかけている。