JT 飲料製品の製造・販売から撤退へ
JT(=日本たばこ産業)は4日、「桃の天然水」など飲料製品の製造・販売から撤退すると発表した。
JTはこれまで「桃の天然水」や「ルーツ」などのヒット商品を生み出してきた。しかし現在は飲料業界で10位と低迷しており、競争の激しい市場で短期間のサイクルで商品を開発し続けるのは難しいと判断したという。
JTでは今年9月末をめどに飲料製品の製造・販売は取りやめることにしており、自動販売機の扱いについては今後検討するとしている。今後は、たばこを中心に加工食品や医薬品の開発にも力を入れていくことにしている。