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紀子さまと佳子さま、手話狂言を鑑賞

2015年2月1日 21:00
紀子さまと佳子さま、手話狂言を鑑賞

 秋篠宮妃紀子さまと佳子さまが、聴覚に障害のある俳優たちが演じる劇団の手話狂言を鑑賞された。

 1日午後、紀子さまと佳子さまが鑑賞されたのは、東京・渋谷区の国立能楽堂で行われた「第34回手話狂言・初春の会」。この公演は、女優の黒柳徹子さんが著書「窓ぎわのトットちゃん」の印税を寄付して設立した社会福祉法人が主催しているもので、聴覚に障害のある俳優たちが、手話を使って表情豊かに狂言を演じている。

 学生時代から手話に関心を寄せている紀子さまは、ほぼ毎年訪れており、佳子さまは2回目の鑑賞だという。黒柳さんによると、手話を勉強中の佳子さまは公演終了後、堪能な紀子さまに教わりながら、俳優たちと手話で和やかに懇談されたという。

 また、黒柳さんは皇太子ご夫妻時代の天皇・皇后両陛下が手話による演劇を鑑賞されて以来、手話ブームが起こったと話し、「皇族の方々が興味を持ち、手話で会話してくださるのは、聴覚障害者や家族にとって励みになるうれしいこと」と話していた。