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礼拝所爆発「イスラム国」支持組織が声明

2015年1月31日 8:24

 パキスタン南部で30日、イスラム教の金曜礼拝が行われていた礼拝所で自爆テロとみられる爆発があり、56人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国」を支持する武装組織が犯行声明を出している。

 爆発があったのはパキスタン南部シンド州にあるイスラム教シーア派の礼拝所で、地元当局によると、30日、金曜礼拝の最中に自爆テロとみられる爆発があり、これまでに56人が死亡したという。ロイター通信によると、去年、「イスラム国」への支持を表明したスンニ派武装組織「ジュンドゥラ」が犯行声明を出している。

 パキスタンでは先月、学校を狙った襲撃事件で140人以上が死亡するなど、テロが相次いでいる。